午前の部

リアル臨床東海2019では午前の部をシンポジウム形式で行います。

各会場ごとにテーマを設け、様々な職種の発表者3人に発表していただきます。

また各会場でディスカッションや参加者が考える時間も設けたいと考えております。


A会場

テーマ:認知症と関わる人たち

 

①早田雅美 氏(NPO法人ハート・リング運動 専務理事)

認知症と診断された父、母の介護経験から「認知症 それがどうした!」を執筆。「認知症をあきらめない」両親から学んだ想いから、その人の人生の文脈の中で介護されるやさしい社会を、みんなのハートの輪で一緒につくりあげていきたいと考えている。

 

▼著書『認知症 それがどうした!』▼

https://www.amazon.co.jp/%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7…/…/4990600886

 

②市川貴章 氏(介護福祉士、ちばる食堂店長)

施設に17年間務める中で「介護社会と一般社会の壁を壊したい」という想いを抱き、2019年4月15日に認知症の方が店員を務める沖縄そばとゆんたくのお店「ちばる食堂」をオープン。

「高齢化社会を笑顔でデザインする」の理念のもと、たくさんの人を巻き込み活動する姿は業界内外から注目されている。


B会場

テーマ:クライアントの健康とは?

    ー私たちが出来ることー

 

『健康と予防』

ここ数年で健康に関する情報の拡散は目を見張るものがあります。

まさに『健康ブーム』の波はおさまりません。

TVでも健康に関する内容のものを見ない日がないんではないでしょうか?

ですが健康と言っても考えは十人十色、千差万別です。

そこで今回、健康と予防のシンポジウムでは

 

・肉体的健康

・精神的健康

・社会的健康

 

の3つの視点から各分野で尽力されている専門家の先生方に「患者様に健康になってもらうために心がけていること、大切な事」をテーマにお話しいただき、ディスカッションを通して新たな考えに触れることで明日からの臨床で患者さんへの関わり方のワンアクションに繋がればと考えています。

 

シンポジウム講師を務めて頂きます先生の御紹介です。

 

①籾山ゆうすけ 氏

理学療法士、正看護師、介護福祉士の3つの資格を取得。

現在は主に理学療法士として活動されており、トリプルライセンスの視点でいろいろな角度の考えから患者さんと接しておられる。

 

②杉浦直美 氏

南医療生活協同組合 常任理事  

「住民主体の健康づくり〜南医療生協のケンケンサイクル〜」という内容で社会的側面からの健康の取り組みをお話頂きます。

 

③谷口一樹 氏

過去には在宅での終末期リハビリテーションも経験されておられる。

その時の患者さんの“強み”や“生きているだけでありがとう”などを認めていく経験から、現在ではほそばたクリニックで理学療法士として勤務。


C会場

テーマ:メンタルヘルス
    ー出会いと繋がりー

 

講師紹介

①    T 氏(B型事業所、生活支援員)

 多種多様な職種での経験と自身の事業を誇りにピアサポーターの活躍の仕組みを模索、立案、行動に移しながら、ソーシャルスポーツでの社会参加の流れを作る事を目標に進められている。大学在学中に医療保護入院され、それ以来2~3年のスパンで強制入院と社会生活を繰り返されていた。結婚を機に症状と向き合い、障害受容も進まれた。

 

②    増田 さやか 氏(精神科医師)

 精神科医師として30年。なるべく薬を使わない治療を大切にされている。精神薬・睡眠薬の副作用やそれに伴うフラッシュバックについての正しい知識とココロとカラダの安心安全についてを伝えている。精神科で処方される薬の減断薬について、発達障害についての講演会などを各地でされている。

 

③   鈴木 洋子 氏(高校教諭)

今年3月に定年退職。教諭、管理職の立場から多くの生徒や教員、保護者との関わりがあり、そのたくさんの事例から得られた経験をもとに講演される予定。長年の教職経験の中で不登校、環境不適応や人間不信など、様々な問題を抱えた生徒や保護者と向き合い、ココロのケアを行ってこられた。現在は、ボランティア活動へも積極的に参加され、子どもを取り巻く社会環境や連携の重要性について地域団体から依頼され講演等もされている。


D会場

テーマ:発達障害とコミュニケーション

    ー私たちが大切にしてることー

 


E会場

テーマ: support for community
     〜それぞれの関わり方〜

 

 

スポーツグループでは、活躍する場所の違う3人の方々にそれぞれどのような活動をされているのかをお話して頂く予定です!

 

●高齢者や一般の方のスポーツ

●部活など学校でのスポーツ

●パラ競技、障害者スポーツ

 

 

①名古屋フィットネスフェスタ実行委員長  棚橋哲也 氏

「運動を通じて全ての方に幸福で快適な人生を」

という考えでスポーツなどの体験会や大人の体力測定など様々なブースを展開する名古屋フィットネスフェスタというイベントを開催している。

 

②オランダ徒手療法協会準徒手療法士 能城裕哉 氏

JARTAトレーナーとしてサッカーアカデミーに関わりながら、大学サッカー部にも携わっている理学療法士

 

③株式会社CornerWork  内田直生 氏

プライベートジムでトレーナーとして働く。

"乙武プロジェクト"など、障害者スポーツのサポートも行なっている。