発表スケジュール・発表資料は順次更新していきます。

当日資料の準備は致しませんので、ご持参ください。


  猪俣 亜海先生(旭神経内科リハビリテーション病院)

 「メイクアップ×リハビリテーション

     ~活動と参加に焦点を当てたメイクセラピーの活用~」 


化粧という作業を通して、各患者に多種多様な効果をもたらすことを感じている。

3年間の臨床の中で、認知症・パーキンソン病・高次脳機能障害など、様々な疾患に対して化粧を用いたアプローチを実施し、ある共通するルーティーンがある事に気がついた。

「表情が変わり、言葉が変わり、行動が変わる。」と言うことである。

女性にとって、「美しくなりたい」気持ちは「生きたい」という気持ちと同等なエネルギーがあり、

その時々の『心のスイッチ』となりやすい。また、身なりを整えることは、その人の尊厳を守ること

であり、社会的にも、自立した個人として或るために必須であると考える。

化粧ならではの心の変容を回復期リハでどう活かすのかを意義や目的、導入方法、実践、事例

を含めてお伝えする。


 今尾 真大先生(登豊会 近石病院 リハビリテーション部)

 「理学療法士の地域との関わり方~スポーツリズムトレーニングを通じて


スポーツリズムトレーニングはリズム感を高めることで、運動パフォーマンスを高めるだけでなく

怪我の予防も目的としたトレーニングである。

フィジカルやフォームでなくリズム感に注目するトレーニングの実技体験と理論。

また、予防の重要性が高まる中で病院や施設だけでなく学校や地域のスポーツチームと関わる活動

についての報告も行いたいと思う。


奥野 泰介先生(社会医療法人協和会 加納総合病院)

「荷重応答期の問題に対する装具療法の評価と実践」

今や脳卒中後の歩行練習において装具を用いることは一般的となっています。

しかし、臨床にてどの装具を選べばよいかわからない?

どんな場合にどんな装具が適応なの?という声をよく耳にします。

どのようにすれば適切な装具を選ぶことができるのでしょうか?

その答えは、どの装具を選ぶかではなく、ポイントを絞って歩行観察を行い、歩行のどのような機能が低下していて、患者様にどのような機能が付加されると歩行できるようになるかを考える事なのです。

このことを理解すれば自然と適切な装具を選定することができるようになるため、今回は、歩行の荷重応答期を中心に歩行観察から歩行のどこに問題があるのか?その問題に対してどのような装具を選択し治療したらよいのかを解説していきます。


 柿澤 健太郎先生(金町慶友整形外科クリニック)

 「超具体的にリハビリテーション概念を街作りで活用するには


「地元でサッカーをしている小学生の怪我を減らす為にスポーツ分野に関わりたい」

「障害を抱え外出が困難な方と一緒に旅行に同行し喜ばせたい」

「自分も性同一性障害で悩んだ過去があり、同じ思いをしている人の助けになりたい」

リハビリテーション概念を「全人間的復権」と捉え、その活用を病院や施設以外の場所で行うには

どうすれば良いか?上記例は実際にセラピストが地域や街で活動している一例です。

では、まず何をすれば良いか、何を考えれば良いか、次にどうアクションを起こせば良いか。

当日は演者の実例を元に学校や職場では教えてくれないセラピストとして外部で活動する方法を

お伝えします。


片桐 辰徳先生(株式会社Think Life)

「まちづくりへ関わるコミュニティセラピストとは」

セラピストとしての経験や専門性を地域やまちづくりに還元ができないか、との思いから行政からの委託事業、地域企業とコラボ企画、キャリア支援事業などに携わっています。

当日はその活動報告とともに、今後地域に関わりたいと考えている人のために地域に関わるための戦略づくりについて参加者と一緒に考え、お伝えしたいと思います。


 川村 優貴先生(ふくだ整形外科 骨粗しょう症・スポーツクリニック)

 「知識と臨床を繋げる為の立ち上がり動作の再考~離殿をスムーズにする為に~

立ち上がり動作は出来れば良しという考えのセラピストや患者・家族もいると思います。

しかし、立ち上がり動作が崩れていると立位姿勢は崩れてきますし、そこから歩き始めも

崩れてくる可能性があります。

出来れば良しの中でも何が良くて、何が悪いかを自分の中でしっかり持っていないと

立ち上がり動作の動作分析もブレてきます。

 

今回は立ち上がり動作の一連の流れを復習しながら、立位や歩き始めに繋げる為の動きの理解や

動作分析での診るポイントをお伝えできればと思います。


唐澤 幹男先生((株)Total Body Make)

「国家資格を持ったいろんな生き方」

あなたの働き方・生き方について話します。「何がしたいか」「何ができるか」「何が求められているか」の3つに焦点を当て、僕と僕の周りのうまくいってる人の話をシェア。

実技はみんなの上記の「3つ」を掘り出すワーク。将来に不安を抱えている、自分が何をしたいかわからないを変えよう。

起業・病院・施設勤務でも、転職してもいい。ただただ自分に嘘をつかず、自分にちゃんと向き合いましょう。

分の外よりもまずは自分を創ることが最初のスタートです。


 木村 陽志先生(TRY Studio)

 医療従事者が行うゴルフのスイング解析方法」


運動器疾患患者の中にゴルフが好きで復帰したいという方をしばしば経験すると思います。

もちろん、局所の疼痛治療や運動療法は得意とする部分ではあると思いますが、

それは本当にゴルフを復帰させることに直結した治療でしょうか?

局所の治療だけでなく、現在のパフォーマンスでゴルフに復帰するためには、

ゴルフの医学的視点を含めたスイング解析、そしてスイング指導。

ここまでが我々リハビリテーションに関わる医療従事者が求められる関わり方であると考えています。

スイング解析→問題点抽出→トレーニング&スイング指導。ここまでの流れを解説いたします。


 古泉 貴章先生(加藤大介クリニック  ヤマグチ医院小児歯科)

 顎関節と頚椎の運動学的関係」


顎関節は頭蓋に対してブランコのように吊り下がっている関節で、重い頭蓋を支持している役割を

しています。これらの位置関係は全身のアライメントや平衡機能など、身体機能に大きな影響を

及ぼしています。そのため顎関節・頚椎・肩関節の相互関係を、評価・治療することが重要です。

その中で今回は顎関節と頚椎との運動学的な関係性を、簡単な実技含めご紹介できればと

考えております。是非、ご気軽に会場にお越し下さい。


 小瀬 勝也先生(さとう整形外科 リハビリテーション科)

 「超音波画像を用いた評価が治療までを最短距離で結ぶ!

                     -足部・足関節疾患の症例提示-」


   足部・足関節疾患に対する超音波画像を用いた評価(以下、エコー評価)の有用性を

症例を交えて提示する。

エコー評価により病態が明確化し、的確な治療を行う事で、治療成績が向上する事を

日々の臨床で経験している。

   今回は、足関節周囲の脂肪体(Kager’s fad pad・Pretalar fad pad)の重責や

癒着・瘢痕化が病態であった症例を提示する。


 小林 純也先生(旭神経内科リハビリテーション病院)

 「脳卒中患者だった理学療法士が伝えたい、本当のこと2019


脳卒中。年間罹患者数が25万人、総罹患者数150万人ともいわれる国民病です。

多岐にわたる後遺症により、要介護の原因疾患第1位であることも有名です。

私は、14年前に脳梗塞に倒れました。発症当時はベッドと身体の境目がわからなくなるほどの

感覚障害や、運動麻痺、高次脳機能障害があり、現在も運動失調に悩まされています。

その後、懸命のリハビリを経て社会復帰をした私は「障がいを強みに変えるため」

理学療法士となりました。

今回は、2017年に開催された第一回リアル臨床で1位をとらせていただいた内容を大幅に改変し、

皆さんに「明日からの臨床に役立つ」内容をお送りします。

皆さんとお会いできますことを、楽しみにしております!


 古堅 史朗先生(池之上整形外科)

 「しゃがみ込み動作〜膝関節疾患症例を通して〜

外来整形にて、膝関節疾患患者様を担当する機会が多い。臨床の中で膝関節屈曲可動域の改善が得られているにもかかわらずしゃがみ込み動作になると疼痛が出現し動作遂行困難を訴える患者様が多い印象がある。

例)膝関節可動域の改善、歩行時痛の軽減が得られているが、下の物を拾う際や入浴時に低い椅子に座り込む際に膝関節痛を訴えるなど。

そこで、しゃがみ込み動作獲得において局所だけのアプローチだけでなく全体へのアプローチが必要なのではないかと考えた。

今回は、実際の臨床で出会った患者様を通じてしゃがみ込み動作において必要な関節・筋に対して焦点を当て発表をする。


澤田 哲也先生(医療法人 可知整形外科)

「古武術流背骨賦活ワーク」


体幹部の重要性は今更改めて説く必要はないと思いますが、その中でも特に、背骨は左右の手足を合計した力の9倍ほども強いともいわれている部位です。

その背骨の力を引き出すためのアプローチとして、今回は古武術を元にしたワークをシェアします。 

背骨の力を引き出すことで四肢の負担を減らしつつ、筋力に頼った動きよりも遥かに力強い動作が可能となります。

この違いを実際に体感してもらい、身体の持つ大きな可能性をお伝えできれば幸いです。

ワークの中には疼痛や麻痺などの症状がある患者さんでも応用が可能なものもあります。

是非多くのセラピストの方に臨床で使って頂きたいと思っています。


菅原 和也先生(株式会社結の樹)

「世界No.1理学療法士を愛する介護士」


理学療法士専攻の学生だった私。4年生の進級が確定したその日に大学に休学届を提出した。

そして、二度と戻ることはなかった。理学療法士が嫌いなった。勉強についていけなくなった。そんな理由で休学したわけではない。

私が何故、❝理学療法士❞という仕事選択せず、介護士になったのか。そして、【世界一理学療法士を愛する介護士】とは何のか。

こいつはいったい何者なのか。私の全てを公開します。捉え方で人生は大きく変わる。


立野 夏絵先生(特別養護老人ホーム)

「マニュアル外の高齢者とのコミュニケーション」

クライアント(高齢者)とのコミュニケーションでよく言われるのは「傾聴、受容」。確かに大事。

ただ、特に認知症の方となると、なかなかにマニュアル通りにはいかない。優しく声掛けしても突然怒鳴られるとか普通にある。それは職種問わない。

クライアントと話が盛り上がるには?

クライアントの「それまでの人生、経歴」を知ること、専門知識以外のことも知っておく必要性をお話させていただきたいと思います。


中尾 真澄先生(石崎整形外科内科)

「里山整備活動を通じたコミュニティ作り」

 


 理学療法士の役割として、心身機能のみならず活動や社会参加への直接的なアプローチもその一つである。地域包括ケアシステムでは、都市部か山間部かで全く異なったモデルが想定され、地域特性に合わせた取り組みが必要である。場作り、人的なネットワーク作りの両面で里山を生かした取り組みを行っており、その実際を街づくりの一例としてお伝えしたい。


中上 博之先生(株式会社 脳PLUS)

「BRSから考える歩行治療の考え方」

 

歩行において運動麻痺の問題は様々な場面でみられます。

では、その運動麻痺によって歩行場面ではどういった問題が生じるのでしょうか?

運動麻痺の評価として一度は聞いたり、実際に評価として用いたことがあるブルンストロームステージ、この評価が治療プランを考える際に非常に重要になってきます。

その際にみるべき要素は何をみるべきなのか?

実はBRSでは運動の分離性だけをみているのではありません。

筋の随意的要素、筋緊張異常からくる協調性要素など、今回は歩行においてBRSにおける評価をどのように治療に結び付けていくべきかをお伝えしていきます。


中村 翔先生(合同会社TRY&TRI)

「超音波エコーが変える触診スキル~手の感覚と解剖イメージのマッチング~」

触診スキルの向上には、従来のように手の感覚のみに頼るのではなく、視覚情報によるフィードバックを追加するのが一番の近道です。

超音波エコーは、解剖学所ではわからない軟部組織の「幅」や「厚み」、「動き」といった3次元的な情報を提供してくれます。

これらの視覚情報を手の感覚とマッチングすることで触診スキルが向上します。

当日は、臨床でよく触診する部位を超音波エコーを使って観察しながら触診のポイントをデモンストレーションします。


 町田 志樹先生(学校法人 敬心学園)

 「系統学から再考する体幹の機能と介入


脊柱のS字状弯曲はヒト特有の構造であり、他の動物ではみられない。

頸椎・腰椎の前弯、胸椎の後弯の獲得は、重力下での身体支持と関係性が深い。

脊柱や体幹の成り立ちを正しく理解することは、高齢者特有の身体アライメントを評価する上で

極めて重要である。本講では系統学的に体幹の構造を再考し、その上で実技による介入法の練習を行う


山本 秀一郎先生(株式会社 脳PLUS)

「脳画像から考える痙性麻痺の評価と治療の考え方」

 痙性麻痺と聞いた時、『硬い・・・』『動くと肘が曲がる』などの意見を聞きます。しかし、なぜ硬くなるのですか?なぜ動くと肘が曲がるのでしょうか?実は、リハビリをして行く中で大切なのは、硬いや曲がると行った現象の評価ではなく、なぜそうなっているのか?という原因理解が必須となります。今回は脳画像を中心に脳から痙性麻痺がどこの脳の障害で起こるのか?どうしたら良くなるのか?についてお伝えしたいと思います。